本来なら消化試合になりがちなワールドカップ3位決定戦で、フランスとイングランドが守備をほぼ放棄した打ち合いを演じ、イングランドが6-4で勝って3位に。現地ファンはお祭り気分で盛り上がっている。
FIFA ワールドカップ2026の3位決定戦、フランス対イングランドは6-4というサッカーとしては異例の高スコアでイングランドの勝利に終わった。3位決定戦は両チームとも準決勝で敗れた直後の試合で、モチベーションが上がりにくく守備的で退屈な内容になりがちというのが定説だが、今大会はその逆を行く展開になった。
現地の反応を見ると、キーワードは「守備なし」。両チームともディフェンスをほとんど放棄し、攻め合いに終始したことがこの高得点につながったという見方が多い。試合後半、イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督(ドイツ出身、バイエルンやチェルシーでも指揮した経験豊富な指揮官)が守備固めの選手を投入したがっていたはずだ、と皮肉る声も出ている。ここで名前が挙がっているダン・バーン、ジョン・ストーンズ、オライリーはいずれもイングランドの守備的なポジションの選手で、本来なら試合を締めるために投入されるタイプだが、今回はそういう緊張感のある試合展開にはならなかったという含みだ。
フランス側では終盤の追い上げが見どころとして挙げられている。クリスタル・パレス(ロンドン南部の中堅クラブ)所属でフランス代表のミシャエル・オリーゼについては、決定機を外す場面が目立ったという声もあった。
巷の声
- 「3位決定戦を馬鹿にするのはもう金輪際やめる。守備なんて一切なくて、ただただ点の取り合いを楽しむだけの試合だった」
- 「誰にも見せたくなかったはずの2チームが本気で殴り合った、世代に一度の名勝負だったわ」
- 「この後に控えてる決勝(スペイン対アルゼンチン)、史上最低につまらない決勝になる予感しかしない。両チームとも締まった試合をするタイプだから」
- 「トゥヘル監督もこれ見てメモ取っとけよ。前半終わりでダン・バーンとストーンズとオライリー投入したくてウズウズしてたはずだろ」
- 「戦術0%、ノリ100%の試合だった」
用語・人名メモ
- 3位決定戦 — 準決勝で敗れた2チームが3位・4位を懸けて戦う試合。優勝争いから外れているため消化試合扱いされがちで、今回のように両者が守備を捨てて打ち合う展開は珍しい
- トーマス・トゥヘル — イングランド代表監督。チェルシーやバイエルン・ミュンヘンなど欧州の強豪クラブを率いた経験を持つドイツ人指揮官
- ミシャエル・オリーゼ — クリスタル・パレス(ロンドン南部の中堅クラブ)でプレーするフランス代表のウインガー
- ダン・バーン/ジョン・ストーンズ/オライリー — いずれもイングランドの守備的なポジションを担う選手。試合を締めたい場面で投入されるタイプとして名前が挙がった
守備を捨てた乱打戦の余韻が残る中、次はスペイン対アルゼンチンの決勝——今回とは対照的な、締まった試合になるとの見方が現地では早くも広がっている。
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)