W杯でイングランドに勝った試合を、アルゼンチンがNational Football Teams Dayで記念するとBBCが報じた。スレは真面目な議論というより、イングランド側のファンが笑いながらツッコミを入れる祭りになっている。
BBCが伝えたのは、アルゼンチンがイングランド戦の勝利を記念するNational Football Teams Dayを設けたという話だ。コメントの文脈では、記念されているのは今年のW杯の準決勝でのイングランド戦とされている。
英ファンの引っかかりはそこにある。コメントでは、アルゼンチンには78年、86年、22年の優勝があるのに、選ばれたのは準決勝でイングランドに勝った試合だ、と皮肉る声が目立つ。4年前にも優勝しているのに、という指摘も出ている。
もうひとつ多いのが、国内事情との結びつけだ。ミレイ政権が始まってからペソの価値が5分の1になったので、その目くらましではないか、と推測するコメントが出ている。通貨の価値をこき下ろす冗談も続いた。一方で、国内の問題から目をそらすためにサッカーで人々をまとめる国の出身なら理屈は分かる、と受け止めるコメントもある。
なお、アルゼンチンのチームのための日でもあるのだろう、と補うコメントもあった。それでもイングランドへのこだわりは露骨だ、というのがスレ全体のノリだ。
巷の声
- 「78年でも86年でも22年でもなく、準決勝でイングランドに勝った日を選ぶのか。」
- 「あれが向こうにとっての決勝だったのだろう。涙が出る。」
- 「国内がゴタゴタしている国の出身だから、サッカーで人々を一つにしたい気持ちは分かる。」
- 「そもそもそんなに大ごとなのか。アルゼンチンの人がいたら説明してほしい。イングランド側からは温度差が分からない。」
- 「我々は向こうの頭に居座っている。あの国の経済状況を思えば、向こうにとっては好都合だろう。」
記念日の主役は勝った側のはずなのに、いちばん盛り上がっているのは負けた側のコメント欄というのが、このスレのオチだ。
用語・人名メモ
- National Football Teams Day — BBCの見出しに出てくる、アルゼンチンがイングランド戦の勝利を記念する日。詳しい中身は今回の材料からは分からない
- ミレイ — コメントで名前が挙がったアルゼンチンの政治家。通貨安から目をそらすための記念日では、と皮肉る文脈で出てくる
- アルゼンチン・ペソ — アルゼンチンの通貨。コメントでは、価値が大きく下がったことが冗談のネタにされている
- 準決勝 — W杯で優勝を争う決勝の1つ前の試合。ここに勝つと決勝に進める
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)