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かつて観客を沸かせたアデル・タアラブトが現役引退を発表し、r/soccerには「才能は本物だった」と惜しむ声と、思い出話が並んだ。
スレタイトルによると、タアラブトはQPR、トッテナム、ミラン、ベンフィカでプレーした元選手で、今回、自ら引退を発表した。QPRはロンドン西部、トッテナムは同北部のクラブで、ミランはイタリア、ベンフィカはポルトガルの名門にあたる。
反応で目立つのは、QPRのファンの熱量だ。30年クラブを見てきたというファンは、これまで見たQPRの選手の中で最も才能があったと振り返る。チャンピオンシップ (イングランド2部) を制した10-11シーズンの活躍が素晴らしかったという。トップリーグでは安定しなかったが、それは本人の問題とクラブの混乱によるものだったとし、それでも息をのむようなゴールや場面があったと書いている。別のファンは、彼のプレーを真似していたほどの憧れで、彼をきっかけにモロッコ代表を追い始めたと明かした。
ベンフィカ側の見方はやや辛口だ。在籍中の大半はネタにされる存在で、何年もほとんど出番がなく、いつも遊んでいると冗談にされていたという。ところがある監督が本気で働かせると、波はあっても世界級の閃きを見せたそうだ。ミランのファンも、ローン加入は苦しい時期の楽しい補強だったと振り返り、ベンフィカでの再起を好意的に語っている。
ただ、どのコメントにも共通するのは「もったいない」という感想だ。勤勉さが才能に釣り合っていればチャンピオンズリーグ優勝メダルを複数持っていたはずだという声もあり、この20年で屈指の「もしも」の話として惜しまれている。
巷の声
- 「QPRを30年見てきたが、これまで見た中で最も才能のある選手だった。10-11の優勝シーズンは圧巻で、安定はしなかったけれど、忘れられないゴールと輝きがいくつもあった」
- 「「ストリートは忘れない」を体現した男」
- 「ベンフィカでは長い間ネタ扱いで、ほとんど出番もなく、いつも遊んでいると冗談にされていた。それでもある監督が本気で働かせたら、世界級の閃きを見せた。才能は本物で、足りなかったのは意欲とプロ意識だった」
- 「勤勉さが才能に釣り合っていたら、チャンピオンズリーグ優勝メダルの一つや二つは持っていたはず。この20年で屈指の「もしも」だ」
- 「QPR時代の一番のお気に入りで、プレーを真似していた。彼をきっかけにモロッコ代表まで追い始めた。姿勢が惜しかったけれど、見ていて楽しい選手だった」
評価は「天才だが真面目ではなかった」でほぼ一致していて、引退の知らせは、才能を惜しむ思い出話の場になった。
用語・人名メモ
- QPR — クイーンズ・パーク・レンジャーズの略で、ロンドン西部を本拠とするクラブ。
- チャンピオンシップ — イングランドの2部リーグ。上位はプレミアリーグへ昇格できる。
- ローン — 期限付き移籍のこと。所属は元のクラブのまま、一定期間だけ別のクラブでプレーする。
- ベンフィカ — ポルトガルの首都リスボンを本拠とするクラブ。
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)