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昨季キャリック体制で息を吹き返したマンチェスター・ユナイテッドについて、The Athleticが「何が変わったのか」を検証し、r/soccerでは運か実力かをめぐる議論が盛り上がっている。通好みの分析談義が、前任アモリム時代の評価まで巻き込んで長引いている。
きっかけはThe Athleticの記事だ。昨季のマンUはマイケル・キャリックの下で持ち直したと見られていたが、今季は何が違うのかを掘り下げている。スレではこの話題を受けて、あの復活をどう評価すべきかをめぐる議論が続いている。
最上位のコメントは、監督交代直後に起きる一時的な好転が切れただけだという見方だ。アモリム時代の後はムードが沈んでいたので、誰が来ても良く見えたという。これには、選手はアモリムを支持しており、解任の理由はウィルコックスとの公の衝突だったという反論がついた。また、負傷者の復帰とアフリカ・ネイションズカップ組の合流がキャリック就任と重なっただけで、アモリムのままでも来季のCL出場圏に向かっていたと指摘するファンもいる。
これに対し、アモリムの末期は連勝すら難しく、ウルブズやリーズを仕留められなかったと振り返る声が出た。さらにその反論として、1月に当たったリーズは7戦無敗の好調で、1-1はむしろ悪くない内容だったという指摘も出ている。昨季はブルーノとカゼミロが絶好調で、陣容にも資金がかかっていたうえ試合数も少なかったという声もあった。
データ派の書き込みも目立つ。xG(ゴール期待値)の推移やプレスの強度を示すPPDAを見れば、今季のプレスが前任者時代より弱く、チャンス創出も減っているのは明らかだという意見だ。昨季は終盤のカゼミロのコーナーキック絡みの得点が内容の悪さを隠していた、とも書かれている。
巷の声
- 「監督交代の好転効果が切れただけ。アモリム後はムードが沈みきっていたから、誰が来ても良く見えた。」
- 「ムードが低かったというのは違う。選手はアモリムを支持していた。解任の原因はウィルコックスとの公然の衝突だ。」
- 「リーズは好調じゃなかったどころか、1月に当たった時は7戦無敗だった。あの1-1は今日の結果よりずっと良かった。」
- 「メディアはあの勢いが続かないと分かっていたはずなのに、クリックのためにキャリック称賛の記事を積み上げ、今は一番読まれる記事を量産している。」
- 「数字や略語が多すぎて、順位表だけで結論を出す人には難しい。メディアが彼らの思い込みを裏づけてくれるのだから、というぼやきも出ていた。」
好調を監督の手腕と見るか、勢いと巡り合わせの産物と見るか。現地ファンの見立ては割れたままだ。
用語・人名メモ
- xG(ゴール期待値) — シュートの位置や状況から、そのシュートが決まる確率を数値にした指標。xG-xGAは作ったチャンスと許したチャンスの差を表す。
- PPDA — プレッシングの強度を測る指標。相手のパス数を自軍の守備アクション数で割った値で、小さいほど激しく圧力をかけていることになる。
- アフリカ・ネイションズカップ — アフリカ大陸の代表チームによる大会。開催中は所属クラブから選手が離れるため、復帰のタイミングがチーム状態に影響する。
- ウィルコックス — コメントでアモリムが公に衝突した相手として名前が挙がった人物。材料にはそれ以上の説明が無い。
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)