コベントリー・シティのランパード監督が、ハメルの復帰は感傷的な理由だけの決断ではないと語った。Coventry Telegraph が伝えた。
Coventry Telegraph によると、MF ハメル (29) は、シェフィールド・ユナイテッドへ移籍してから 3 年を経てコベントリーに戻った。プレシーズンの AS モナコ戦に勝利した試合で 2 度目のデビューを飾り、ピッチに立つ前からファンに歌で迎えられたという。プレミアリーグの開幕戦であるアーセナル戦での公式戦初出場を目指しており、ランパードは人気だけでは選ばないと述べた。
ランパードは、自身はハメルの最初の在籍期間にクラブにいなかったと断ったうえで、チャンピオンシップ (イングランド 2 部相当) で 18 か月間対戦した経験を挙げた。ハメルは前線へのパスを素早く通し、得点も奪える選手で、対戦するたびに苦しめられたという。復帰は純粋にサッカー上の理由で、ファンとの関係はおまけのようなものだと説明した。プレミアリーグの重圧を受け止められる点も理由に挙げ、チームにはその経験がない選手が多いと語った。
ハメルは最初の在籍中に 132 試合に出場し、ロビンス監督のチームの中心で、昇格後のクラブの安定に貢献したとされる。シェフィールド・ユナイテッドでも中央でプレーしたが、ワイルダー監督は左サイドで使うことが多かった。ランパードは中央に戻す見通しで、モナコ戦ではイレンキと交代で入り、チームは 4-3-3 から 4-2-3-1 に変わった。トップ下で効果的だとみる一方、複数の攻撃的な位置でプレーできるとも述べ、ボールを持たない時の献身と強度も求めている。
ハメルをどの位置で起用するかは、チームの組み方次第だとランパードは語っている。
用語・人名メモ
- コベントリー・シティ — イングランド中部の都市コベントリーを本拠とするクラブで、ホームスタジアムは CBS アリーナ。
- チャンピオンシップ — プレミアリーグの下にあるイングランド 2 部相当のリーグ。
- 4-2-3-1 — 守備的な 2 人の中盤の前に攻撃的な 3 人、その前に 1 トップを置く陣形。
- トップ下 — 前線の選手のすぐ後ろで攻撃を組み立てる位置で、記事中の「No.10 の役割」にあたる。