参考動画
リバプールのフロリアン・ヴィルツが、統計会社の投稿で「3項目すべてトップ10に入る唯一の選手」と紹介された。通好みの小ネタだが、現地では半分ネタにされながら盛り上がっている。
投稿したのは統計を発信するOptaJoe。今季のプレミアリーグで、相手陣内での高強度プレスが181回で7位タイ、ボールより前に走る動きが34回で1位タイ、守備ラインを破るパスが16本で8位。この3項目すべてで10位以内に入っているのは、リバプールのMFヴィルツだけだという。
相手陣内でのプレスは攻撃側の選手が最前線から守備に走る回数、ボールより前に走る動きは味方を追い越して前方へ走り込む回数、守備ラインを破るパスは相手の守備ラインを越えて味方に届けるパスを指す。攻守に動き回る姿が数字になったかたちで、まさにそのために獲得した選手だという声が上がった。一方で、3つのうち2つはただ「走っている」だけの指標だと冷めた見方も出ている。
上位コメントには、動きの質を問う意見もあった。動き回りすぎて味方にも相手にも無視され、囮になるだけの場面があると指摘するファンは、1億ポンド (約190億円) のトップ下を獲ったのだから、コナー・ギャラガーのような走る選手が欲しければ彼を獲っていたはずだと書いた。最近の試合では単純なパスにも苦労していたと疑う声もある。
ジョークも多い。ヴィルツの夜遊びを、アイコンタクト4位、奢った酒8位といった順位表にして返す投稿や、またヴィルツのために新しい統計が作られているという呆れ半分の声が並んだ。走る量で値段が付くなら、1億1650万ポンド (約221億円) はアルミロンに払うことになる、と皮肉る声もあった。
巷の声
- 「まさにこれをやらせるために獲った選手だ。」
- 「3つのうち2つは、ただ走っているだけの指標だと思う。」
- 「動き回りすぎて、味方にも相手にも無視されて囮の動きばかりになることがある。1億ポンド (約190億円) のトップ下なのだから、ギャラガーが欲しければギャラガーを獲っていたはずだ。」
- 「夜遊びのヴィルツ: アイコンタクト4位、声かけの成功7位、90秒超の会話6位、奢った酒8位、連絡先をもらいかけた回数5位。」
- 「じゃあアルミロンには1億1650万ポンド (約221億円) だね。」
走りの多さを称えるか、その走りの使われ方を問うか——数字は出たが、評価は割れたままだ。
用語・人名メモ
- OptaJoe — スレタイトルの頭に付いた統計発信元の名前。Optaはサッカーのデータを扱う会社で、試合の細かい数字を集計している。
- ボールより前に走る動き — ボールを持った味方を追い越して前方へ走り込む動き。パスの受け手になったり、相手守備を引きつけたりする。
- 守備ラインを破るパス — 相手の守備ラインの間や裏を通して、味方に届けるパス。一本で守備を崩す。
- 高強度プレス — 相手陣内で素早く寄せて、ボールを奪いに行く守備の動き。前線の選手も守備に走る。
- トップ下 — 中盤の前方で、FWの後ろに構えて攻撃を組み立てる役割。コメントの「number 10」がこれにあたる。
- コナー・ギャラガー — トッテナムのMF。コメントでは、走り回る中盤の選手の比較例として名前が挙がった。
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)