ルーマニア発の報道で、FCSBが2016-17シーズンのチャンピオンズリーグ予選プレーオフを巡りマンチェスター・シティに賠償を求められる可能性が伝えられた。ただしRedditの反応は真剣な法廷闘争への期待より、突っ込みと冗談が目立つ温度感だった。
ルーマニアメディアが伝えたところによると、FCSB(ブカレストを本拠地とするルーマニアのクラブ)は、2016-17シーズンのチャンピオンズリーグ予選プレーオフラウンドを巡って、マンチェスター・シティに賠償を求められる可能性があるという。シティを巡る財務ルール違反疑惑と絡めた内容で、スレタイでは数百万ユーロ規模の話になるとされている。
ただしRedditの反応は総じて冷ややかだった。上位コメントの一つは、元記事がルーマニア語で書かれており『〜かもしれない』という表現を多用しているだけで、UK国外でも法的な効力を持つかどうかは未確定だと明記されていると指摘し、根拠に乏しいクリックベイト的なスポーツジャーナリズムだと切り捨てた。別のコメントは、UEFAも過去にシティを提訴したが手続き上の理由でCAS(スポーツ仲裁裁判所)に却下された経緯があり、あるジャーナリストがポッドキャストで語ったところでは、当時の審理期間と重なる請求は特に通りにくくなるはずだと補足していた。
コメント欄はむしろ茶化す方向で盛り上がり、『2年連続でシティの後塵を拝んで昇進が遅れた分の賠償はもらえるか』『アグエロの劇的なゴールで今も落ち込んでいるので訴えられないか』といった冗談が並んだ。一方で、シティと対戦した全てのチャンピオンズリーグ出場クラブが同じ理屈で賠償を主張できるはずで、そもそも不正がなければ出場自体していなかったかもしれないという皮肉めいた指摘や、FCSB自身も財務の不透明さと無縁ではないとして請求する資格を疑う声も上がっていた。
巷の声
- 「元記事はルーマニア語で、『〜かもしれない』を都合よく多用しているだけ。UK国外で法的効力があるかも未定と書いてあり、根拠の薄いクリックベイトにすぎない」
- 「UEFAも過去にシティを提訴したが、CASに手続き上の理由で却下されている。あるジャーナリストによれば、当時の期間をカバーする請求は特に通りにくくなるはずだ」
- 「2年連続でシティの後塵を拝んだせいで精神的に参って仕事の昇進まで遅れた。これも賠償対象にならないか」
- 「アグエロの劇的ゴールを見て以来ずっと落ち込んでいる。これも賠償請求できないか」
- 「シティと対戦した全クラブが同じことを言えるはずだ。そもそも不正がなければCLに出場すらできていなかったかもしれないのだから」
元記事の法的根拠がUK国外でどこまで通用するのかは、現地でも懐疑的な見方が強く、まだ何も確定していない。
用語・人名メモ
- FCSB — ルーマニア・ブカレストを本拠地とするクラブ
- CAS(スポーツ仲裁裁判所) — 国際的なスポーツ紛争を扱う独立の仲裁機関
- チャンピオンズリーグ・プレーオフラウンド — グループステージ(現在の新方式ではリーグフェーズ)入りをかけた予選の最終関門
- 財務ルール違反疑惑 — シティが英プレミアリーグの規則に違反した疑いを巡る審査で、スレの議論の前提になっている問題
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)