ブルームバーグが、マンチェスター・シティがプレミアリーグと財務違反をめぐる和解協議を行っていたと報じた。降格やタイトル剥奪ではなく多額の金銭支払いを軸にした案だったとされ、現地ファンの間では「金で逃げるのか」と怒りと皮肉が渦巻いている。
ブルームバーグによると、協議はシティが「歴史的な敗北」を喫したと明らかになる前の早い段階で行われた。和解案は降格やタイトル剥奪ではなく、多額の金銭支払いに重点を置いたものだったと関係者は話している。ただし協議はすぐに決裂した。シティが一貫して無実を主張し続けたためだという。シティ側とプレミアリーグ側はコメントを控えている。
記事は、大きな金融紛争で和解が成立するのは珍しくないと指摘する。金融危機後に銀行が規制当局と結んだ和解の多くは巨額の罰金を伴ったが、違反の認否は含まれなかったという。また、仮に和解が成立していれば、シティの連覇の間にタイトルを逃したアーセナルやリバプールなどのライバルが強く反対しただろうとも書かれている。プレミアのルールでは、新たに3人の上訴委員会が任命された後、上訴の判断は2月初旬までに公表される見込みだ。
スレでは、罰金だけで済ませる発想そのものへの反発が目立つ。上位のコメントには、バーニー・エクレストンが贈賄裁判で6000万ポンド (約114億円) を払って評決なしに訴追を終わらせた例を引き、同じ手口だと指摘するものがあった。また、プレミアリーグ自身がエバートンの件で「富豪オーナーのいるクラブへの罰金は不十分で、勝点剥奪が必要」と述べた文言を引くファンもいた。
巷の声
- 「金で本来の罰を免れるなんて、皮肉もいいところだ。」
- 「制度が壊れていて金で解決できるなら、財務ルールを破ったクラブはみんなそうするだろう。」
- 「暴動を起こしたい気分だ。退屈だし。」
- 「シティが逃げ切ったら、もうプレミアを見るのをやめるかもしれない。不正をしたチームが許されるなら、正当な競争とは言えない。」
- 「罰金だけなんて、それこそ財政ドーピングだ。億万長者が「何とかしておけ」と手を振る姿が目に浮かぶ。」
金銭解決は一度は協議されて決裂しており、焦点は2月初旬までに出る上訴の判断が、ファンの求める「金では済まない罰」になるかどうかに移っている。
用語・人名メモ
- 上訴委員会 — プレミアリーグの処分に対する不服申し立てを審理する3人の委員会。記事では新たに任命され、判断は2月初旬までに公表される見込みとされる。
- 和解 (セトルメント) — 裁判や処分の決定を待たず、当事者が合意で決着させる仕組み。今回は金銭支払いを軸にした案だったと報じられた。
- ブルームバーグ — 米国の経済系報道機関。今回の和解協議の報道の出どころ。
- 勝点剥奪 — 違反をしたクラブの順位表の勝点を差し引く処分。スレではエバートンの例が引かれた。
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)