マンチェスター・シティのハルドゥーン・アル・ムバラク会長が、クラブがプレミアリーグの事案で起訴内容のほぼすべてについて有罪とされる見通しと報じられたことを受け、サポーター向けに書簡を出した。The Independent が、この問題の政治・経済面への広がりを論じている。
The Independent によると、書簡は法的チェックを経て、法的手続きの守秘義務に沿った内容とされる。会長は「クラブの潔白を証明する自信と意図は、始まった時と同じく強い」と書いた。2023年2月に起訴内容が出た日の声明など、過去の声明にも言及している。同紙は、複数の法律関係者が City にとって非常に厳しい事案だと話したとも伝えている。
同紙によると、この問題は英国とアラブ首長国連邦(UAE)の通商協議に影響が出るのではないかという議論も呼んでいる。2015年には Guardian が、UAE が英国への武器取引を阻止すると脅したと報じたという。アル・ムバラクは50歳で、UAE の非王族で最も影響力があるとされ、ムバダラの CEO も務める。City のオーナーは UAE のアブダビ側の関係者で、同紙はクラブの姿勢を UAE の姿勢の延長と位置づけている。
最終結果が否定的だった場合、クラブの主要人物が去る可能性にも同紙は触れた。会長については、可能性は極めて低いと関係者が話しているという。ライバルクラブの City 事案への姿勢は、数年前ほど激しくないと関係者が話しているとも書かれている。
最終的な結果と、クラブ側が控訴するかどうかは、材料の時点ではまだ示されていない。
用語・人名メモ
- ハルドゥーン・アル・ムバラク — マンチェスター・シティの会長で、UAE の非王族で最も影響力があるとされる人物。
- プレミアリーグの事案 — シティが2023年2月に起訴された、リーグ側の調査に基づく案件。
- ムバダラ — アブダビの政府系ファンドで、アル・ムバラクが CEO を務めると同紙は書いている。
- マンチェスター・シティ — イングランド北西部マンチェスターに本拠を置くプレミアリーグのクラブ。
出典: The Independent