プレミアリーグ2026-27シーズンが開幕し、The Athletic が開幕週末をもとに3つの問いを取り上げた。アーセナルは3-0で勝ち、アストン・ビラはブライトンに0-4で敗れた。
開幕週末の結果は、アーセナル3-0コベントリー・シティ、ハル・シティ2-0マンチェスター・ユナイテッド、エバートン2-0クリスタル・パレス、イプスウィッチ2-1サンダーランド、ノッティンガム・フォレスト0-1リーズ、ブレントフォード3-0トッテナム、ブライトン4-0アストン・ビラ、マンチェスター・シティ2-1ボーンマス、ニューカッスル2-2リバプールだった。The Athletic は、アルテタ監督率いるアーセナルが連覇の本命だという見方を示した。理由は、対抗馬とされるクラブの出来にばらつきがあったことだという。シティ(ハーランドも出場)は84分までボーンマスに負けており、リバプールは終了間際のPKでニューカッスルとの引き分けに持ち込んだ。同紙は、この週末の内容から見て、アーセナルに本格的に挑めるクラブはまだ見当たらないとしている。
0-4で敗れたアストン・ビラについて、The Athletic は31分までに4失点していたと伝えた。同紙は夏の移籍での判断を個別に見れば筋は通るとしつつ、コンサの退団希望やティーレマンスの契約解除条項などが同時に重なったことが、この結果につながったと論じている。さらに、エメリ監督の強みは手持ちの選手を生かすことで、新戦力を組み込むことではないと指摘した。ヨーロッパリーグ決勝の先発のうち7人は、2022年のエメリ就任時からいた選手だったという。昨季加入したエリオット、サンチョ、アブラハムらも、すぐに外されたか出場機会を与えられなかったと同紙は書いている。オナナの負傷と、長期離脱明けのカマラの復帰調整、チャンピオンズリーグとの並行も、課題として挙げられた。
三つ目の問いは、開幕戦の結果が移籍期間(トランスファーウィンドウ)最終週の各クラブの動きを変えるかどうかだ。The Athletic は、各クラブは必要な補強をすでに把握しているはずだが、計画は理論上のもので、実際の試合を見ると変わることもあると書いた。リバプールについては、キャラガーがイラオラの就任以来、本職の守備的MFが必要だと主張していると紹介した。一方でクラブはウインガーの補強を重視しており、ミンテーとバルコラの獲得交渉が続いているとしている。
開幕戦の結果が移籍期間最終週の各クラブの動きを変えるのかどうかが、The Athletic の挙げた三つ目の問いだ。
用語・人名メモ
- ザ・ブリーフィング — The Athletic が今季の毎週月曜に載せるコラムで、週末の試合から3つの問いを取り上げる。
- 契約解除条項 — 定められた金額を他クラブが支払えば、選手との移籍交渉を進められるようになる契約上の取り決め。
- 移籍期間(トランスファーウィンドウ) — クラブが選手を獲得・放出できる期間で、期間が終わると原則として補強はできなくなる。
- ヨーロッパリーグ — UEFA(欧州サッカー連盟)が主催する欧州のクラブ大会で、チャンピオンズリーグに次ぐ位置づけの大会。