BBCによると、プレミアリーグの懲戒手続きでマンチェスター・シティが5件の違反で有罪とされた。欧州サッカー連盟(UEFA)も対応を協議しているとみられる。
BBCによると、UEFAはプレミアリーグの懲戒手続きが進んでいる間は直接の措置を取れないが、UEFAの運営部門と財政管理機関(CFCB)が取りうる選択肢を協議しているとみられる。プレミアリーグの手続きでは、マンチェスター・シティがUEFAの収益性・持続可能性ルールに違反した罪で5件について有罪とされた。UEFAは懲戒規程に基づき手続きを開き、シティの出場資格を剥奪する方法を探る可能性がある。ただしシティの違反は過去の行為のため、確実な手段とは言えないという。
2020年には、シティがUEFAの科した2年間の欧州大会出場禁止処分を覆すことに成功している。UEFAは2012年から2016年にかけての財政フェアプレー規定の違反を「重大な違反」と認定したが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は違反が時効にかかっているとして処分を取り消した。
シティが上訴で敗れ、かつチャンピオンズリーグで優勝した場合、CFCBは次シーズンの大会から除外する懲戒措置を講じる必要が出てくる。シティは以前CASでUEFAに勝っているため、同じような争いを再び起こすのではないかという懸念もあるとされる。
UEFAが実際に懲戒手続きを開くかどうかは、現時点では未確定とされる。
用語・人名メモ
- UEFA(欧州サッカー連盟) — ヨーロッパのサッカーを統括する団体で、チャンピオンズリーグなどの大会を運営している。
- CFCB — UEFAのクラブ財政管理機関で、クラブの財務ルール違反を審査する役割を持つ。
- CAS(スポーツ仲裁裁判所) — スポーツに関する紛争について最終的な判断を下す国際的な仲裁機関。
- 財政フェアプレー規定 — クラブが収入以上に支出を続けて経営を危うくしないよう定めた、UEFAの財務ルール。
出典: BBC