ニューカッスルがトッテナムのスウェーデン代表ベルグバルの獲得に向けた動きを加速させている。9月1日の移籍デッドラインが近づく中、会計ルールが複雑な状況になっているとみられる。
ベルグバルはトッテナムに所属するスウェーデン国代表で、今夏を通じてニューカッスルの主要なターゲットとなっていた。トッテナムでは出場機会が限定的になっていたという。9月1日の移籍期限をひかえ、ニューカッスルの動きが加速しているとみられる。
背景にあるのが、プレミアリーグの会計ルール『45日ルール』だ。トッテナムはこの夏、イタリア代表のサンドロ・トナーリを9250万ポンド(約175億円)で獲得している。2つのクラブが45日以内に相互に選手を売買した場合、会計上は『スワップディール』として扱われ、移籍金の差額だけが利益としてカウントされる仕組みだ。
この期限は8月20日に終わる。この日付を超えてからベルグバルを獲得すれば、トナーリ売却と完全に独立した取引として記録でき、その売却による利益を計上できる。2026/27シーズンから導入される新たな支出ルール(スクワッド・コスト・レシオ)への対応が必要なため、この会計上の利益確保が戦略的に重要になっているとみられる。
用語・人名メモ
- 45日ルール — プレミアリーグの規制で、2つのクラブが45日以内に相互に選手を売買した場合、会計上は『スワップディール』として扱われる。不適切な損益計算を防ぐ目的で導入された。
- スクワッド・コスト・レシオ(SCR) — 2026/27シーズンから導入される新しい支出管理ルール。クラブの総支出を年間収益の85%以内に制限する。
- ベルグバル — スウェーデン国代表でトッテナム所属。
9月1日の期限内に交渉がまとまるかが焦点となる。
出典: FourFourTwo