プレミアリーグの名門リヴァプールが大きな転機を迎えそうだ。Amazon創設者ジェフ・ベゾスが率いるコンソーシアムが同クラブの約40%を保有することが報じられ、現オーナーのFSG (Fenway Sports Group) がアメリカのスポーツ投資へ転換を検討しているという。
リヴァプール(イングランド北西部を本拠地とする歴史的強豪。1980年代の黄金期を経て、2010年代に世界的復活を遂行)は現在、FSG(投資企業で2010年に買収。アメリカのメジャーリーグではBoston Red Soxも傘下に置く)の傘下にある。ベゾスのコンソーシアムが約40%を保有することになれば過半数には達しないが、最大の単独株主となり、経営方針に大きな影響力を持つことになる。
報道によればFSGはこの売却益をアメリカのスポーツ投資に充てる計画。NBA(プロバスケットボールリーグ)にはラスベガスで新フランチャイズ(新規参入するチーム)が誕生予定で、FSGが投資を検討しているとされている。NBA史上最高クラスのスーパースターであるLeBron Jamesもこの新チームへのオーナー参加を望んでおり、FSGとの提携で双方の利害が一致している可能性がある。
プレミアの大手投資家による経営権変更は珍しくない。ただしAmazonという超大手テック企業の創設者が関わることで、リヴァプールのグローバル展開や商業化が一層加速する見通しもある。一方、現地のファンからは『経営陣は金儲けしか考えていない』という批判の声も上がっている。
巷の声
- 「20年以上のサポーターだが、Abramovich(Chelseaで大型投資を主導したオーナー)以来、いずれこうなると覚悟していた」
- 「FSGは実質的にリヴァプールをラスベガスのNBAフランチャイズと交換しようとしているわけだ」
- 「スポーツ投資企業である彼らにとって、結局のところ利益が全てなんだ」
- 「AmazonのAlexaに見守られるリヴァプール。ファンとしてはげんなりだ」
用語・人名メモ
- Jeff Bezos — Amazon創設者。世界的テック企業を率いる起業家で、近年はスポーツビジネスへの投資も活発化している
- Fenway Sports Group — リヴァプールを2010年に買収した投資企業。メジャーリーグの名門Boston Red Soxも傘下に置く
- YNWA — 『You'll Never Walk Alone(決して一人で歩むな)』の略。リヴァプールのスタジアムアンセムでありファン団結の象徴
- NBA — 北米のプロバスケットボールリーグ。世界最高峰とも評されるスポーツの一つ
- LeBron James — NBA歴代最高クラスのスーパースター。複数チームでの優勝経験があり、スポーツビジネス投資にも積極的
FSGが株を全売却するのか、ベゾスが過半数50%以上を目指すのか、今後の交渉の行方が焦点となる。
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)