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スコットランドの10代がイングランドへ流出、W杯の望みに影を落とす

Redditで話題

スコットランドの有望な10代の選手がイングランドのアカデミーに流れているというThe Athleticの記事がr/soccerで話題になり、原因をめぐって当事者らしいファンから議論が続いている。

スレのタイトルは「スコットランドの10代の才能のイングランドへの流出と、それがW杯への望みに与える影響」。記事自体は有料で、コメント欄には本文を読めずに要約を求める声も出ていた。そのため反応は記事の細部よりも、なぜ若い才能が国外に出るのかという原因論が中心になっている。

一番目立つのはお金と環境の話だ。イングランドの給料は桁違いで、向こうのアカデミー(クラブの育成組織)に座っている方が国内でプレーするより得だとする指摘がある。草の根への投資が乏しいこと、スコットランドサッカー協会(SFA)が育成のために動いていないことを挙げる人もいた。ホームグロウン枠(自国育ちの選手を一定数使わせる決まり)がなく、クラブが本気で育てなくて済んでいると書くファンもいる。別のファンは、ブレグジット(英国のEU離脱)のせいでイングランド側が国外の育成年代の子を早くから引き抜く動機を持ったと見ている。

国内側の責任を問う声もある。スコットランドの二大クラブ、セルティックとレンジャーズ(オールド・ファーム)が若手に出場機会を与えていないという指摘だ。一方で、イングランドのアカデミーで芽が出ないなら代表に呼ぶ水準ではないのでは、今のシニアの選手もイングランドの2〜4部(チャンピオンシップ、L1、L2)経由が多いのでは、と流出を悲観しすぎない意見も出た。

論点は他にもある。「本当にスコットランド人がイングランドを選んでいるのか、スコットランド系のイングランド人が選んでいるだけなら話題にならない」という疑問や、子どもがプロ並みに管理される商業主義への嘆きも出ている。

巷の声

  • 「オールド・ファームは若手にチャンスを与えなさすぎる。自分で自分の首を絞めている。」
  • 「給料はイングランドの方がはるかに上で、向こうのアカデミーに座っている方が得。草の根への投資も薄く、協会は何もしていない。」
  • 「イングランドの下部で育ってきた選手が多いなら、アカデミーで芽が出ない子は代表に呼べる水準なのか。」
  • 「ブレグジットで、イングランドが育成年代の子を早くから引き抜く動機を持ってしまった。金も施設も競争レベルも勝てないので、解決はほぼ無理だと思う。」
  • 「子どもがプロ並みに管理される時代で、原石をいくら捨てても構わないという商業主義が子ども時代に入り込んでいる。」

クラブの二強を責める声から、制度や商業主義を問う声まで、ファンの診断はまとまらないままで、「解決不能」と嘆く声が出ていた。

用語・人名メモ

  • オールド・ファーム — グラスゴーの二大クラブ、セルティックとレンジャーズの対戦、またはこの2クラブの総称。スコットランドの国内サッカーの中心。
  • SFA — スコットランドサッカー協会。代表チームの運営や国内の育成年代の整備を担う統括団体。
  • ホームグロウン枠 — 自国やクラブの育成組織で育った選手を一定数登録させる制度。クラブに若手を育てさせる狙いがある。
  • アカデミー — クラブが持つ育成組織。プレミアのクラブは選手を抱え、プロ契約に近い形で管理することもある。

巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)