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シティが移籍市場の大型投資で記録を更新、公正性への議論も

現地報道

マンチェスター・シティが1シーズンの移籍費用として史上最高の4億5800万ポンド(約870億円)を支出し、リヴァプール(英北西部の名門クラブ)の4億1500万ポンド(約790億円)の記録を塗り替えた。ただしシティは同時に約3億ポンド(約570億円)分の選手を売却しており、リーグ内では支出額への疑問の声も上がっている。

マンチェスター・シティは今夏の移籍市場で前例のない投資を行った。4億5800万ポンド(約870億円)の支出額は、昨シーズンのリヴァプールによる4億1500万ポンド(約790億円)を上回り、プレミアリーグ史上最高額となった。この規模が何を意味するかというと、シティが一つのシーズンに費やした金額が、多くのプレミアクラブの年間予算を大きく上回るということだ。

だがシティの支出は、リーグ内の規律ルール(PSR)の違反調査を受けている背景がある。シティは2023年2月にリーグから115件の違反容疑で起訴されたが、その後も同様の大規模投資を続けている。一方で他クラブは同様の財務違反に対してより厳しく罰せられてきた。エヴァートン(ミッドランド中部のクラブ)は財務ルール違反で勝点減点処分を受け、チェルシア(ロンドン西部の強豪)は自主申告でも罰金を科せられている。こうした不均衡な処分に対し、ファンや識者からは公正性への批判が相次いでいる。

もっとも、シティの支出額は『純支出額』で見ると実態が異なる。約3億ポンド(約570億円)分の選手売却により、実質的な投資額は1億5800万ポンド(約300億円)程度に抑えられている。トッテナム(ロンドン北部のクラブ)の純支出額が1億ポンド(約190億円)に留まるなか、シティの戦略は他クラブとは異なるスケールで機能している。

巷の声

  • 「2023年2月から115件の容疑を掛けられてるのに、何も処分されずに何十億ポンドも投資し続けてる。信じられません」
  • 「エヴァートンは小さな違反で勝点減点を喰らった。しかも自主申告したのに。シティとの扱いが全然違う」
  • 「UK政府が関わってるからに決まってます。国家資本に守られてたら、処分は下りない」
  • 「スパーズが実質的な仕事をしてる。純支出で1億ポンド。率直に言ってそれなら悪くない」

用語・人名メモ

  • PSR(プロフェッショナル・サッカーリーグ財務規律) — プレミアリーグの収支管理ルール。3年間の赤字が一定額を超えると勝点減点などの処分が科される
  • マンチェスター・シティ — イングランド中部マンチェスターを本拠地とする強豪。2010年代から大規模な移籍投資を展開している
  • 115件の容疑 — 2023年2月にプレミアリーグからシティが起訴された違反容疑の件数。判断はまだ出ていない
  • 純支出額(ネット・スペンド) — 移籍費の支出額から選手売却の収入を差し引いた実質的な投資額。同じ支出額でも売却で相殺される場合がある

リーグの規律ルール適用の公正性が問われるなか、シティの大規模投資がどう機能するか、また115件の違反容疑がどのような判断を下すかが今後の焦点となる。

巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)