プレミアの全20スタジアムを一覧にした投稿が話題になり、現地ファンがスタジアムの建築設計と商業ネーミングについて盛んに議論している。
議論の中心は、スタジアム名の商業化についてのファンの考え方の分かれにある。Fulham FC(ロンドン西部の伝統ある中堅クラブ)のスタジアム Craven Cottage(19世紀から続く歴史的愛称)と、MKM Stadium(企業スポンサーシップによる命名)のような商業名との『美的な差』を指摘するコメントが多く見られる。ファンの間では、スタジアム名がクラブの歴史と個性を映す存在と考えられており、商業化への違和感が根強い。
一方、Everton FC(リバプール南部に本拠地を置く古豪クラブ)の新スタジアム Bramley-Moore Dock Stadium に対しては好意的な評価が集まっている。立地する歴史的な川沿い地区(River Mersey 沿い)に配慮した建築設計——例えばルーフラインが川の波を表現するなど——により、地域のアイデンティティとの調和が実現している点が評価されている。
また Coventry City FC(イングランド中部の歴史あるクラブ)のスタジアムには、隣接して展示会場やカンファレンスセンターなどの複合施設が付属しており、その独特な外観が話題になっている。スタジアムのあり方についての多様な視点——商業化、複合施設化、歴史との調和——が浮かび上がっている。
巷の声
- 「Craven Cottage のような歴史的愛称と MKM Stadium のような商業命名には『夜と昼ほどの差』がある。クラブが伝統の名前を守ってくれることが大事だ。」
- 「Everton の新スタジアムは本気で街に溶け込んでいる。Victorian アーキテクチャとの調和を狙ってるんだな。」
- 「スポンサーシップ権を売らないクラブはマジで偉い。20年後 Arsenal(北ロンドンの超名門)は本当に『Emirates Stadium』とだけ呼ばれるようになってるんだろう。」
- 「Coventry のスタジアムに何かついてるのずっと謎だった。展示会場とカンファレンスセンターなんだ。」
用語・人名メモ
- Craven Cottage — Fulham FC のスタジアムの愛称。19世紀から続く歴史的な呼び名で、商業命名の対比として扱われることが多い。
- MKM Stadium — Kingston upon Hull FC のスタジアム。企業スポンサーシップによる商業命名の典型例。
- Bramley-Moore Dock Stadium — Everton FC の新スタジアム。Liverpool の Mersey 川沿いの歴史的再開発地域に建設。建築設計が地域景観に配慮している。
- River Mersey — Liverpool を流れる川。Everton 新スタジアムのルーフラインが川の波をモチーフにするなど、建築に影響を与えている。
- ネーミングライツ — スタジアムの名称をつける権利を企業がお金を払って買う商慣行。プレミアではほぼすべてのクラブが導入している。
スタジアムのネーミングと建築設計は、商業化と伝統、未来と過去のバランスをめぐるプレミアファンの関心の鏡になっている。
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)