ハル・シティがプレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッドに初めて勝った。現地のr/soccerは、降格圏の話まで出ていたクラブの快挙に、お祭りムードと敵側の自嘲が入り混じっている。
ハルはイングランド北部の港町を本拠とするクラブ。スレのタイトルは、そのハルがプレミアの舞台でユナイテッドから白星を挙げたのは史上初、と伝えている。スコアや得点者は材料に無いので、ここでは反応から試合の空気を拾う。
目立つのは、試合前の見立てとの落差を笑うコメントだ。キックオフの時点ではハルがダービーの低勝点記録に迫るのではと思っていたのに、終了時には「文句なしの勝利」と言っていた、というファンがいる。降格圏のクラブにとって大きな勝点3で、シーズン後半に効いてくるという声もあり、リーグ戦でユナイテッドに勝つのは52年ぶりだと指摘するコメントも出ていた。
負けた側の反応も厳しい。ユナイテッドのファンとみられる投稿には、良いところが無く、試合を通じて相手が上だったと認めるものがある。別の投稿は皮肉で、DFのハリー・マグワイアが今日いちばんのFWだったと書いた。ルーク・ショー (DF) の先発を疑問視し、バレバ (MF) にかけた資金を左サイドバックと左ウイングに回すべきだったとする声、パトリック・ドルグ (DF) の左ウイング起用を奇策と呼ぶ声もあった。
ハルの側は上機嫌だ。FWのオリバー・マクバーニーが中盤をかわしていく姿を持ち出して、アーセナル対ハルの優勝争いは伝説になるとおどける投稿もあった。もちろん冗談で、勝った側の浮かれ方を楽しむ空気がある。
巷の声
- 「キックオフの時は「今季のハルはダービーの低勝点記録を脅かすのでは」と思っていた。試合終了の時は「ユナイテッドに対して本当に価値ある勝利だ」と言っている。」
- 「ハルは立派だった。マグワイアが今日のうちのいちばんのフォワードだったよ。(ユナイテッド側の皮肉)」
- 「うちは一度も良く見えなかった。試合を通じて向こうのほうが間違いなく上だった。」
- 「2026年にルーク・ショーを先発で使うようでは本気のチームとは言えない。バレバの分の金を左SBと左WGに使えばよかったのに、ドルグの左ウイング起用という奇策を続けている。」
- 「ヘイトウォッチは大成功。これが最初の1回になってほしい。」
試合前は最低勝点記録の心配をされていたクラブが、終わってみれば称賛される側に回った。このスレには、その落差を書いたコメントがある。
用語・人名メモ
- 降格圏 — プレミアは下位のクラブが下部リーグに降格する。降格圏はその危険がある順位帯のことで、コメントではハルがここにいる前提で語られている。
- ヘイトウォッチ — 好きではないチームの試合をあえて見ること。ここではユナイテッドの敗戦を見届けたかった人のコメントに出てくる。
- ハリー・マグワイア — DF。コメントでは、前線の存在感が薄かったことへの皮肉として「今日いちばんのFW」と呼ばれた。
- パトリック・ドルグ — DF。コメントでは左ウイングでの起用が「奇策」と揶揄されている。
- オリバー・マクバーニー — FW。コメントでは中盤をかわしていくと冗談交じりに持ち上げられた。
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)