昇格したハル・シティが開幕週にマンチェスター・ユナイテッドを 2-0 で下した。BBC によると、ディーン・ホールデン助監督は、5 バックの狙いを数週間前から隠していたと説明した。
ハルはプレーオフを勝ち上がってプレミアリーグに昇格し、9 年ぶりのプレミア復帰戦でユナイテッドと対戦した。前半にディフェンダーのセミ・アジャイとノーベル・メンディが得点し、ユナイテッドからのリーグ戦勝利は 1974 年以来となった。ボール保持率は 28% で、ボール保持率とは試合中に自チームがボールを持っていた時間の割合を指す。
BBC によると、セルゲイ・ヤキロビッチ監督はこの試合で戦術を変え、最終ラインに 5 人を置く 5 バックを使った。監督はユナイテッドのプレシーズンの試合を見ており、AC ミランに 2-4 で敗れた試合では、ウイングバックへ繰り返しボールを動かされて守備が対応できていなかったという。ホールデン助監督は番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」で、元監督のルーベン・アモリムの戦い方を真似たのかと問われ、「私たちは決してルーベン・アモリムの真似をしたわけではない」と答えた。5 バックは 3〜4 週間前から監督の頭にあったが、プレシーズンでは何も明かさないよう 4 バックで戦ったという。準備ではミラン戦の映像に加え、前の週にリーズも 3 バックを使っていたことが、似たシステムの選手を見るうえで役立ったと語った。
ハルは昨季、最終節でようやくプレーオフ圏に入り、6 位からプレーオフを制した。決勝の相手はミドルスブラで、6 位でプレーオフを勝ち抜いたのは 16 年ぶりと BBC は伝えている。2024-25 シーズンには、得失点差でかろうじて 2 部相当のチャンピオンシップに残った。その最終節の引き分け (ポーツマス戦 1-1) に先発した 3 人が、今回のユナイテッド戦にも先発していた。ホールデン助監督は、守備の位置を低めに構えるミッドブロックとカウンターが強みだと話し、目標は残留だと述べた。
ホールデン助監督は、ハルの今季の目標をリーグ残留だと述べている。
用語・人名メモ
- 5 バック — 最終ラインに 5 人の選手を並べる布陣で、両サイドのウイングバックを含めて数える。
- チャンピオンシップ — イングランドのプレミアリーグの 1 つ下にあたる 2 部相当のリーグ。
- プレーオフ — チャンピオンシップの上位に入ったクラブが争う勝ち抜き戦で、決勝の勝者がプレミアリーグに昇格する。
- ボール保持率 — 試合中に自チームがボールを持っていた時間の割合で、ハルはこの試合で 28% だった。
出典: BBC