リバプールは、チケットの違法な転売(ダフ屋行為)に絡み、警察が120万ポンド(約2億2800万円)超の資産を差し押さえたのを受け、関与した数百人に終身入場禁止処分を科したと発表した。
リバプールは、チケットの不正転売に関わったとして数百人に終身入場禁止を科した。あわせて警察の捜査により、この不正転売に関連する資産として120万ポンド超が押収されたことも明らかになっている。
英国のサッカー界では、人気クラブの試合チケットを正規価格より高値で転売目的に買い占める「ダフ屋行為」が長年問題視されてきた。転売業者が組織的にチケットを大量取得すると、一般のファンが定価でチケットを入手しにくくなるため、クラブ側は警察や当局と連携して摘発と処分を強化する動きを見せている。
今回の資産差し押さえは、単なる注意喚起にとどまらず不正転売で得た収益そのものに手を突っ込む措置であり、クラブ側の本気度を示す事例といえる。
用語・人名メモ
- ダフ屋行為(チケット不正転売) — 定価より高値で売る目的でチケットを買い占め転売する行為で、英国では違法となるケースがある。
- 終身入場禁止 — 処分を受けた者はスタジアムへの入場を将来にわたり禁じられる、クラブが科す最も重い制裁の一つ。
- 資産差し押さえ — 警察が捜査に基づき、違法行為で得たとみられる金銭や資産を法的に没収する措置。
今後も同様の摘発が続けば、正規ルートでチケットを求める一般ファンの購入環境が改善するか注目される。