ドイツのフライブルクに所属するGKノア・アトゥボル(24)が、移籍希望を出してから数か月たっても新天地を見つけられていない。Goal.comは、GK市場全体の動きが遅れている背景を伝えた。
Goal.comによると、アトゥボルは契約が1年残る中で移籍を希望し、欧州の強豪、できればイングランドのクラブへの移籍を目指している。だが条件に合う新クラブはまだ見つからず、早期の解決も見通せない。チームメートが新シーズンに向けた合宿を行う間、アトゥボルは一人でフライブルクの練習場に残ったという。フライブルクのクレメンス・ハルテンバッハSDはkickerに、GK市場の動きが遅れることを皆が少し過小評価していたと語った。
同記事は市場が動かない理由として、プレミアリーグの動きの遅さを挙げる。フランクフルトのマルクス・クレッシェSDはkickerで、各クラブがまず売却しなければならず、イングランドの買い手市場が本格化するのはこれからだと述べた。SPOXによると、プレミアリーグの控えGKの年俸は、他の主要リーグの一部の正GKより高い。同記事は、テア・シュテーゲンのアヤックスへのローン移籍が数週間長引いたことや、ヌベルがベシクタシュに加入したことも同じ流れの例に挙げ、ワールドカップで市場の動きが遅れたことにも触れている。
複数の報道によると、リーズ・ユナイテッドはマンチェスター・シティに、ドンナルンマの控えGKであるジェームズ・トラフォードの移籍金として4000万ユーロ超(64億円超)を支払う見通し。トラフォードは2025年夏にシティへ戻って以降、少なくとも17試合に出場している。シティは以前、リリース条項を使ってバーンリーに3120万ユーロ(49億9200万円)を支払っていた。Goal.comは、アトゥボルの移籍でフライブルクが得る金額を約2000万ユーロ(約32億円)と見込んでいる。
アトゥボルの新天地は、まだ決まっていない。
用語・人名メモ
- リリース条項 — あらかじめ決められた金額を提示すれば、他クラブが選手との交渉に入れる契約上の取り決め。
- SC フライブルク — アトゥボルが所属するドイツのクラブ。
- リーズ・ユナイテッド — イングランド北部のリーズを本拠地とするプレミアリーグのクラブ。
- DFB — ドイツサッカー連盟の略称。
出典: Goal.com