海外ファン掲示板で、マンチェスター行きの列車が止まったことをハル・シティのサポーターが喜んでいる、というスレが立った。移籍でも試合でもなく、英国サッカー特有の「あの町には行きたくない」いじりが、シーズンらしい温度で回り始めた小ネタである。
海外サカ掲示板に「マンチェスター行きの列車が運休になり、ハルのサポーターが歓声を上げている」というスレが立った。公式発表でも一報でもない。ヨークシャー東部の港町ハルを本拠とするハル・シティのファンが、マンチェスター方面へ行けなくなった——あるいは向こうから帰れなくなった——状況をネタにしている、という話だ。
なぜそれが笑いになるのか。英語には「Go to Hull」(ハルへ行け)という慣用句があり、意味は「くたばれ」「あっちへ行け」に近い。ハルは2017年に英国の文化都市(国が1都市を選んで1年間文化事業を集中させる制度)に指定された港町だが、サッカーの会話では今も「罰ゲームの行き先」としていじられる。マンチェスターはユナイテッドとシティが同居する大都市で、その往復が止まった構図自体がジョークの核になっている。
反応はすぐに中身を離れた。閉じ込めはやりすぎだ、ロンドン行きは動いているから逃げ道はある、という救済案が出る一方、「日常的にハルへ行けと言われる側だ」と自虐する声もある。別の流れでは、富裕国の英国在来線の惨状をイタリアの長距離列車と比べて嘆く鉄道論にまで広がった。無駄話がここまで伸びるのは、現地では「シーズンが完全に戻ってきた」サインでもある。
巷の声
- 「マンチェスター勢をハルに閉じ込めるのは、いくらなんでもやりすぎだろ」
- 「忘れてるみたいだが、2017年の英国文化都市だぞ」
- 「こっちは日常的に『ハルに行け』(くたばれ)って言われる側なんだよな」
- 「閉じ込めなくてもいい。ロンドン行きはまだ動いてる」
- 「サッカーのバカ話、完全にシーズンインだな」
用語・人名メモ
- ハル・シティ — ヨークシャー東部の港町キングストン・アポン・ハルを本拠とするクラブ。英国では町の名自体が冗談の種になりやすい。
- マンチェスター — マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが同居する大都市。プレミアの二大勢力の本拠地。
- Go to Hull — 英語の慣用句で「くたばれ」「どこかへ行け」程度の意味。ハルのイメージを象徴する言い回し。
- 英国文化都市 — 国が都市を年単位で指定し、1年間文化事業を集中させる制度。ハルは2017年に選ばれた。
- r/soccer — 海外ファンが集まる大型サッカー掲示板。一報から無駄話まで何でも立つ。
中身のない運休ネタがこれだけ回るのは、リーグが日常運転に入った合図でもある。
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)