子ども向けアニメの人気キャラが、イングランド・プレミアリーグのイプスウィッチ・タウンを密かに応援していることが明かされた。粋な宣伝なのか、それとも典型的な『勝ち組応援』なのか。現地ファンから冗談めいた指摘が相次いでいる。
シェーン・ザ・シープはアーダマン・アニメーションズ(イギリスの有名なストップモーション製作会社)の代表キャラクター。牧羊犬の主人公が繰り広げるユーモラスな日常が、世界中の子どもに愛されている。このキャラがイプスウィッチ・タウン(イングランド東部の中堅クラブ)の『ファン』だという設定が明かされたのだ。
タイミングが象徴的だ。イプスウィッチは 2024 シーズン、チャンピオンシップ(イングランド 2 部)で優勝し、数年ぶりにプレミアリーグに昇格したばかり。『本当は下部リーグの時は何をしていたのか』『まさに勝ち組フォロワーの典型』といった冗談が飛んでいる。
r/soccer のスレで活発だったのが、なぜイプスウィッチなのかという議論。シェーンの物語舞台・カンブリア州周辺からすれば本来はマンチェスター・ユナイテッド(その地域で伝統的に強い大型クラブ)を応援すべきでは、といった指摘から、複雑な家族関係や遠い知人の影響で漠然と応援している、という現実のサポーター事情まで、冗談を交えながら検討されていた。
巷の声
- 「『羊らしく、群れに従う典型的なグローリーハンター』」
- 「『今になって応援し始めた。彼らが 2 部にいた時はどこにいたんですか』」
- 「『実は複雑な背景があってね。親戚とか友人とか、いろいろ繋がりがあって……』」
- 「『どう考えてもダービー・カウンティ・ファンだったはず』」
- 「『いい冗談だ。シープ(羊)だけに』」
用語・人名メモ
- アーダマン・アニメーションズ — ブリストル拠点の英国有名ストップモーション製作会社。『シェーン・ザ・シープ』『ウォレスとグルミット』など世界的ヒット作を制作
- イプスウィッチ・タウン — イングランド東部を本拠地する歴史的クラブ。1978 年の欧州カップ優勝など黄金期があったが、近年は下部リーグで戦っていた。2024 シーズンにチャンピオンシップで優勝し昇格
- グローリーハンター — 勝っている時だけ応援し、成績が悪くなると離れるファンのこと。特に小規模クラブのファンから嫌われる傾向
- チャンピオンシップ — イングランドの 2 部リーグ。プレミアリーグの下位。優勝チームはプレミアに昇格
- マンチェスター・ユナイテッド — マンチェスター南部を本拠地するプレミアの強豪。13 度のリーグ優勝など歴史的クラブ。シェーン舞台の北西イングランドでは伝統的に支持が厚い
アーダマンの遊び心ある設定が、イプスウィッチの昇格という話題をさらに微笑ましく彩ることになった。
巷の声は r/soccer のスレからの意訳。出典: 元スレ (reddit)