米紙ニューヨーク・タイムズは、今季プレミアリーグに加わった注目の新戦力を取り上げた。チェルシーに移籍したモーガン・ロジャーズは、クラブ記録となる1億1700万ポンド(約222億3000万円)での加入だ。
ロジャーズはアストン・ビラで2024年から活躍し、同クラブの躍進の中心の一人とされた。チェルシーではシャビ・アロンソ監督のもとで、再建の目玉となる補強だ。元マンチェスター・シティのアカデミーで同僚だったコール・パーマーとは長年の友人で、2人の連携が注目されている。チェルシーでのデビュー戦となった土曜のレアル・ソシエダ戦では先制点を挙げ、チェルシーは3-1で勝利した。
ノッティンガム・フォレストは、スポルティング(ポルトガル)からウスマン・ディオマンデを4000万ユーロ(約64億円)で獲得した。22歳のディオマンデは、オリバー・グラスナー監督が三バックを完成させるための補強だ。スポルティング在籍時には、ポルトガルリーグのチーム・オブ・ザ・イヤーに2023-24、2024-25の2シーズン選ばれている。ブレントフォードは、レンスからママドゥ・サンガレを4800万ユーロ(約76億8000万円)で獲得した。ジョーダン・ヘンダーソンがチェルシーへ移ったあとの中盤の穴を埋める形だ。レンスではリーグアンでPSGに勝ち点6差で届かなかった中心選手の一人である。サンガレの元所属先ラピード・ウィーンのスポーツディレクター、マルクス・カッツァーは、『ジ・アスレティック』に対し、サンガレを「6番と8番の中間のような選手」と評し、「技術が非常に高く、ドリブルができ、狭いスペースでも解決策を見つけられる」と語った。
このほか、トッテナムはウェストハムからポルトガル代表のフェルナンデスを保証額8500万ポンド(約161億5000万円)で獲得した。マンチェスター・ユナイテッドの関心を退けての移籍となった。アーセナルは、長引いた夏の交渉の末、ニューカッスルの主将ブルーノ・ギマランイスを獲得した。リーズはマンチェスター・シティから、4000万ポンド超(約76億円超)でトラフォードを獲得した。
NYTは、リーズがプレミアで唯一、クラブ記録の補強をGKとしたクラブであることを挙げた。
用語・人名メモ
- クラブ記録 — そのクラブが支払った移籍金の最高額のこと。
- ヨーロッパリーグ — 欧州のクラブ対抗戦の一つで、チャンピオンズリーグに次ぐ大会。
- 保証額 — 条件に関係なく支払いが確定している移籍金のこと。
- 三バック — DFを3人並べる守備の布陣のこと。
- プレミアリーグ — イングランドのサッカー1部リーグのこと。