イングランドサッカー協会(FA)は、元アーセナル育成選手ビリー・ビガーさんの死亡を受け、ノンリーグのピッチ周囲にある頑丈な壁を認めない規則変更を発表した。
ビガーさんは昨年9月、チチェスター・シティの選手としてウィンゲート&フィンチリーFCで試合中に壁へ衝突し、重い頭部の負傷を負った。その後、21歳で亡くなった。ビガーさんは以前、アーセナルの育成チームでプレーしていた。
FAは、男子ナショナルリーグ制度のステップ1〜6と女子ナショナルリーグのティア3〜4で、レンガ、ブリーズブロック、コンクリート製の頑丈な仕切りを今後認めないとした。既存の壁は、合理的に可能な限り早く撤去するか、構造上撤去できない場合は適切な保護措置を施す必要がある。
フットボール・ロンドンによると、対象クラブには改修のためFAとプレミアリーグから資金援助が行われる。プレス・アソシエーションは、該当する約900クラブのうち160クラブが改修について連絡を受けたと報じている。影響を受けるグラウンドでも試合は継続できるが、クラブは安全確認と改修計画の策定を求められる。
用語・人名メモ
- FA — イングランドのサッカーを統括する協会で、国内競技の規則や運営に関わる。
- ナショナルリーグ制度 — イングランドのプロ・セミプロのリーグ階層で、ステップ1〜6は男子部門の区分を指す。
- ノンリーグ — プレミアリーグなどの上位プロリーグ体系の下にある、セミプロを含むリーグを指す。
- アーセナル — ロンドンを本拠地とするプレミアリーグのクラブで、ビガーさんは以前その育成チームでプレーしていた。
FAは既存の壁の撤去または保護措置を求め、改修の初期段階はすでに始まっている。
出典: Football London