アーセナル専門サイト「Just Arsenal News」は、FIFAの商業子会社創設案を巡って批判を受けているアルセーヌ・ウェンガーについて、批判は不当だとする論考を掲載した。ウェンガーは、自身の担当業務は投資家探しではないと説明したという。
記事によると、ウェンガーは今週、FIFAの商業子会社創設案に関するUEFAの書簡で名前を挙げられた14人の幹部の一人となった。その後、自身の役割について説明したとされる。
ウェンガーはFIFAで「グローバル・フットボール・ディベロップメント」の責任者を務め、世界各地で選手や指導者の育成機会をつくること、大会データの分析、競技規則の変更案に関するIFABへの助言などを担当しているという。一方で、投資家を探したり、将来の大会への出資を募ったりする職務ではないと記事は伝えている。
記事は、ウェンガーがこの案をメディア報道で初めて知った幹部の一人だったと説明している。また、UEFA、CONCACAF、AFCは案への賛成票が十分に集まらないとの見方を示し、FIFA会長ジャンニ・インファンティーノの上級顧問が抗議のため辞任したほか、同僚から透明性への疑問も出ているという。
用語・人名メモ
- FIFA — 国際サッカー連盟で、ワールドカップなど世界のサッカーを統括する組織。
- UEFA — 欧州サッカー連盟で、欧州の国際大会や各国協会を管轄する組織。
- IFAB — サッカーの競技規則を扱う組織で、規則変更の決定に関わる。
- 商業子会社 — 親組織とは別の法人として設けられ、事業や収益化を担う会社。
ウェンガーがFIFAの商業子会社創設案を巡って公に立場を示すべきだったかどうかが、記事内の論点となっている。